**

建築パース屋:プレゼン工房のブログ

「地方創生」関連で初めて宣伝をしてみた。

兼ねてから考えていた「地方創生」関連で説明図の制作をすべく一部ですが手始めに宣伝を始めた。これから時間を掛けて細かく津々浦々に根気よくきめ細かく宣伝をしようと思う。
一般に「建築パース制作」と言うものは建徳設計士が考えた設計を図面を元に正確に絵にする事だが、実はこれは操作方法を会得すれば誰でもほぼ同じ様に作成出来る。

まあ、わずかな差は出てくるがそれはどんな分野でも同じだろう。
とかく日本社会では「10年はやらないと一人前ではない。」などと言いがちですが、
練習させないで、雑巾がけをさせているから10年も掛かってしまう訳だ。こういう考えは私は嫌ですね。私はそうは思わない。例えば寿司職人の腕は1年も握れば形になると言う人が居るが、私もそんな考えだ。
早く覚えるものも居れば不器用で向いていない者も居る。何でもそうだ。
ところが、無い所から形や景色をこしらえると言う事は、出来ない人には何年経っても出来ません。これ程才能に左右される事はない。パース屋だけではなく、作曲でも映画創りでも何でもそうだろうと思う。本物のクリエイティブと言う事にはもっと社会が評価して良いと思う。

で、今迄の図面を元に立体の絵にするのではなく、自分が考えて依頼者に提案するという分野の仕事をこの春からスタートさせた訳だが、果たしてどんな成り行きになるだろう。途中あれこれ変更が出る事は予想している。
行政相手の仕事を今迄した事が無い訳ではない。数は少ないが、いくつかは経験は有る。
感想は、効率よく進まない、チェックバックがいつになるやら分からない、細かいと言う事で効率が悪かったので余り良い印象は無い。

その経験も有って、以後は全て日だて手間賃と言う計算方法にしている。最近は全ての仕事がそういう料金計算にしているのだが・・。

まあ、半年もすれば凡その手ごたえは分かると思う。
これは、ここ10年で最も大きな仕事の転換点かも知れない。