**

建築パース屋:プレゼン工房のブログ

確かな「地方活性化策」とは

今迄「花咲か爺さん」が枯れ木に花が咲く様にと地方に多くの補助金を撒いて来たが、効果はなく地方は衰退を続けていく。

竹下元総理が大きな自治体にも小さな自治体にも等しく1億円をバラまいたが、効果はなかった。

f:id:sato012:20161128094158j:plain

一億円と言う金額は東京で普通の家を2軒買えば終わってしまう金額だ。どうやってそれで地方を活性化させられよう。

ただ金を撒くのは古い発想で、全く意味が無い。

農業に沢山の補助金を撒いたが、衰退するばかりである様に、補助金は産業を「モヤシ」の様にしてしまう。
中央から指導員が派遣されて指導して活性化と言う方法も試みたが衰退は続く。

ではどうやったら本当に地方が活性化するだろうか?

今迄試みた様々な方法が失敗している訳ですから、これからは安倍総理が言う様に「異次元の発想」と言うやつで考えてみましょう。

若い層の多くが皆東京を目指して地方に活気が無くなった訳ですが、では東京に出た若い層が豊かで幸せに暮らしているか?答えはノーです。

いま「東京で暮らす女性の3分の一は貧困」という。東京が決してユートピアではない。若い層の稼ぎが少ないのが原因で所帯を持たない。子供が生まれない。
もし仮に、地方の既存の場所とは別の場所に「今迄に無いタウン」が創られて、そこが外国の村の様な雰囲気で東京の劣悪住宅環境とは全く別物の、オシャレな欧米感覚というコンセプトで創られたなら興味を示さないだろうか?
しかもそれが購入可能で有れば、飛びつくのではないだろうか?

今迄の自治体の発想の貧乏臭い雰囲気は微塵も無い「外国の村」そのままで、村の中央には沢山のNO TAXの欧州物産の土産物店街、劇場、野外コンサート施設やレストラン、プチホテル、私立学校など創り回りには欧州の田舎の住宅、更にその廻りにの林間にはシリコンバレーの様なSOHOの小さなオフィスが点在する「テーマタウン構想」と言う物は如何でしょう。

職場は工場誘致と言う計画ではありません。自宅で「テレワーク」と言う方法で都会の企業のデスクワークを、また林間のSOHOでは東京の小規模会社の仕事をそのままネットを介して続けます。
勿論これを一つの自治体では出来ません。県単位か、国の「特区」事業で進めないと中途半端の持ち出しで失敗と言う可能性充分有ります。

そしてこういう計画を役所ではなく、「市場原理」の「民間の営利事業」で進めていく事です。
最初に先行的に国内に何カ所か作って反応を見ます。
東海道新幹線が有るから「うちの地方にもああいうのが欲しい」となる訳で、新幹線が無ければそもそもそういう発想には成りません。
成功すれば、すぐに他の県でも同じ様に真似て創るでしょう。日本は横並びのそういう国です。
「テーマタウン構想」を各県単位で真剣に検討をされては如何でしょうか?

詳細は当方HPに詳しく書いております。


以上を書いてから何年かが過ぎましたが補足しますと、
上の計画はバブルがはじけてから10年以内に計画していないと現実的には無理だったでしょう。既にそのアイデアの時期は過ぎたと思います。
今まで多くの関係者が地方活性化を考えて来ても何れも効果が無いと言う事は、担当する「男」の感覚が的外れであって、正解は「その町を捨てて東京に出て行った当時女子高生達に沢山集まってもらって忌憚の無い意見を言ってもらうか、或はアンケート用紙を配って(送って)、自由な感想、意見を回答してもらって回収」と言う事でしょうか?
少なくともこれの方が「男」達が考えるより的を得ていると思います。
「若い女性が捨てる様な町に明るい明日は無い」と言う事です。
「男」の感覚で対策を考えて来た事が間違いだったですね。
もう既に地方消滅まで幾らも有りませんが、遅まきながら若い女性の感覚に大きく方向転換するなら、ひょっとすると明るい将来が見えてくるのかもしれないと私は思っております。

次に、日本の教育方針は二宮尊徳の様に「寸暇を惜しんで読み書きに励む」という考え方だったと思います。「読み書きに励むといつか幸せな人生が待っている」と言う考え方でしょう。
しかし、むしろ今日本は国際的に学力や技術力が世界と相対的に落ちていると言う事を最近多く見かける様になりました。確かに屁会の発展と比べると日本の迷妄GDPはむしろマイナスだそうです。
一方、Googleは「都市をゼロから創る」と発表しました。昨年或るサイトで同じ発表を見掛けました。自信が有るのでしょう。きっと「車の自動運転システム」の様に必ず実現させると思います。
日本とGoogle(アメリカ)と何故こうも大きく違うのでしょう?
答えは「文章至上主義の国」と「創造性」や「考える事を最も尊ぶ国」の差だろうと思う訳です。
「読み書きの国」と「視覚的に考える国」の差と言っても言いかもしれません。
もう取り返しは出来ませんが、遅ればせながら「視覚的にグッドアイデアを考える国」に考え方が変われば、少しずつ良い方向へ行くのかもしれ無いと考えます。